のぼりは季節ものと聞きました。春夏秋冬、作り替えるのですか?

のぼりは長い歴史の中で現在の耐用年数がベストとされ量産体制が確立されました。

その寿命は3カ月。

四季にあわせて店の出し物を宣伝するツールです。

■鮮度が命の商店を支えたのが近代ののぼり。

のぼりのルーツは平安時代にまでさかのぼり、江戸時代に入ってから商業用の旗として使われるようになりました。

そのころはまだ春夏秋冬によって作り替える慣習はありませんでしたが、明治の中頃から商店の出し物に多用されるようになり、昭和の後半に入って四季による新商品や食材の入荷が意識されるようになりました。

鮮度・新しさというものを競い、それが店の人気となった最初です。

■のぼりの耐用年数はだいたい平均で3カ月。

現在使われているのぼりの寿命は、平均的にみて3カ月です。

四季にあわせて年に4回作り替えることが慣例となったため、商店主・経営者の経済的な負担を抑えるためのコストパフォーマンスが重視されるようになりました。

直射日光の当たらないアーケードなどで使用しても半年もすると色が褪せ、全体にくすんできます。

商店にとってはイメージダウンです。

できれば3カ月に1度の作り替えを目安にしましょう。

■たとえば1年分ののぼりをまとめてオーダーしておくと、鮮明なイメージののぼりを低コストでつねに店頭に飾れます。

のぼりは発注枚数が多くなるほど単価が下がる仕組みになっています。

3枚よりは5枚、5枚よりは10枚をオーダーしたほうが経済的。

くすんで劣化したのぼりより、新品ののぼりを店頭に飾ったほうが客のイメージが良くなります。

ネットでのぼり店のサイトの価格表を比較し検討してみてください。

≫≫珍しいのぼりの記事のご紹介:江戸中期の実物か 南足柄・福沢神社ののぼり旗